会社を辞めて自由に暮らしたい・・
そんな人がたどり着くのがセミリタイア。
しかし調べていくうちに、似たような言葉が多く見つかり混乱してしまいませんか?
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]YouTubeとかではFIREって言葉のほうが目にするかも。 [/chat]
しかしこのFIREとセミリタイアには似て非なる大きな違いがあります!
こちらではセミリタイアとFIREの違いから、特徴、そしてどちらがおすすめなのかをまとめています。
両者の違いをきちんと理解しておくことで、より自分の理想としているライフスタイルを目指すことができますよ。
セミリタイアとFIREの違いはそこまで大きくありませんが、退職後に不労所得だけで暮らすのか、仕事を続けるのかが違いです。
どちらのスタイルが自分にあっているのか、こちらで明らかにしていきましょう!
セミリタイアとは何?
セミリタイアとは貯蓄や資産を蓄えたのち、会社を早期退職して自分の好きな仕事をして生きていくライフスタイルです。
退職後も仕事を続けるというのがポイントだったね!
会社で定年まで働き続けるのではなく、自分のやりたかった仕事で生きていく形です。
リタイアと聞くと仕事をやめて暮らすイメージがありますが、「セミリタイア」では退職後も働きながら生活をしていきます。
しかし退職後の仕事は、自分の本当にやりたかったことになります。
そのため、給与が少なくなる生活に耐えられるほどの資産や貯蓄が必要となります。
アーリーリタイアと早期退職は同じ意味で使われており、『定年前に退職』することです。
セミリタイアはアーリーリタイアの一部ということですね。
FIREとは何?意味についても確認
FIREとは早期退職して、運用益などの不労所得で生活をしていくライフスタイルのことです。
ちなみにこのFIREの意味を英語で確認してみると。
Financial Independence Retire Early
早期退職 経済的な自立
経済的に独立して、早期退職して暮らしていくということですね。
最近FIREってよく聞くけど、なんで流行ってるの?
FIREが話題となっている理由とは
FIREが話題となっている理由は、20代~30代の若い世代の価値観にマッチしているといわれています。
アメリカでは節約しつつも自由に生きることを尊重したいという価値観がトレンドです。
こうした海外の流れを受けて、日本でもYouTuberや有名人などがこぞって取り上げているのも話題となっている理由の一つです。
オリエンタルラジオの中田敦彦さんなんかも大きく取り上げていましたね。
再生回数は100万回以上の人気動画となっているので、多くの人が注目していることがわかります。
セミリタイアとFIREの違いとは?
セミリタイアとFIREの違いは、早期退職後の暮らし方にあります。
セミリタイア・・好きな仕事で収入を得ながら暮らす
FIRE・・運用益の範囲内で暮らす
FIREは4%ルールという規則に基づいて、運用益で生活をしていきます。
所有する資産を4%で運用して、その4%の範囲内で生活費を工面していくルールです。ex.年間生活費が300万円なら、7500万円を4%で運用しつづければ生活できます。
FIREでは投資での運用益を十分に安定させてから、その範囲内で暮らしていきます。
一方のセミリタイアは退職後も好きな仕事を選び、働き続けていくというスタイルです。
そのため、退職後の暮らし方が少し違います。
じゃあFIREは退職後に働かないってこと?
FIREは不労所得のみでの生活なので、その後は基本的に働きません。
しかしFIREは運用益が下がってしまうと大変ですよね。
そこで【サイドFIRE】というスタイルも注目されているようです。
サイドFIREとは何?
サイドFIREとは、FIREした後にも副業やスモールビジネスなどで収入を得ながら暮らしていくスタイルです。
あれ?セミリタイアと一緒??
このサイドFIREは、投資収益の減少などを補うために、現在注目されているスタイルです。
内容はセミリタイアとほぼ同じで、早期退職後も小さな仕事などで収入を得ながら生活していきます。
コロナ禍の不安定な状況で、より安定を求める人がサイドFIREを目指しているケースが多いです。
セミリタイア=サイドFIREと覚えておけばOK
セミリタイアとFIREはどちらがおすすめ?
セミリタイアは退職後にもやりたい仕事がある人、FIREは仕事以外でやりたいことがある人におすすめです。
【セミリタイアがおすすめな人】
・やりたい仕事がある
・投資や運用だけでは不安
・とにかく早くリタイアしたい
【FIREがおすすめな人】
・FIRE後は何もしたくない
・働くなんてもってのほか
セミリタイアは早くリタイアできる可能性が高いです。
リタイア後も働き続けるため、リタイア時に必要な資産が少なくて済むからですね。
どちらも【人生を楽しむことに時間を使う】という部分は一緒ですが、早期退職後のスタイルが少し違いますね。
FIREは達成まで時間が必要だけど、セミリタイアのほうが若くして達成してるイメージだね。
セミリタイアを目指す方法とは?
セミリタイアを目指すために重要なポイントは3つあります。
・収入をとにかく増やす
・支出を見直し最小限にする
・貯蓄を運用して増やす
とにかく元手となる資産を増やすためには、収入を増やすしかありません。
セミリタイアに成功した人は、多くが転職、副業などで収入を増やしています。
また、独身ではなく家族がいる方は支出を減らすことも大きなポイントです。
夫婦や家庭がある人は車の保有、保険の見直し、食費や交際費の節約などで支出を削減していました。
⇒セミリタイアで必須の節約術5つ!費用を抑えて貯金を増やす方法
特に家族持ちの方は、まず夫婦でセミリタイアについて話し合い、お互いが理解しながら協力することが一番大切です。
⇒セミリタイアは家族持ちでも達成可能?独身との違いや必要な資産はいくらか
資産運用することも大事なので、株や投資の勉強や知識がかかせません。
セミリタイアもFIREも資産運用は必須と考えておけばいいね!
セミリタイアとFIREを理解して目指すものを決めよう
セミリタイアとFIREの違いは、退職後の暮らし方です。
退職後は世界中を旅したい、趣味に没頭したいという方はFIREがおすすめです。
しかし、退職後も好きなことやスモールビジネスなどで働き続けるという方はセミリタイアがおすすめです。
どちらも目的は【人生の時間をもっと自由に使って楽しむこと】ですから、そこだけは忘れないようにしたいですね。
まずはセミリタイアに必要な資産がどのくらいなのか把握しましょう。
コメント