調剤事務に向いていない人の3つの特徴!向いてる人はどんな人?

「調剤事務を始めたいけど自分に向いているかな?」と悩んでいませんか?

自分に向いているかわからなくて、調剤事務を始めたくても不安でためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もし自分に向いていなかったら仕事を続けるのはしんどいですよね。

本記事では調剤事務に向いている人と向いていない人の特徴をお伝えします。

実際に働いてみて感じたことを書いているので、よりリアルな内容となっています。

調剤事務を始めるか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

調剤事務のやりがいや楽しさとは?

調剤事務にはやりがいや楽しさもあります。

実際に私は調剤事務として働いていますが、その体験談をお伝えしますね。

薬の知識が身につく

調剤事務を続けていくと薬の知識がものすごく増えます。

初めの頃はどれが薬の名前かもわからなかったり、薬の種類や形の多さにとまどったりすることもあるでしょう。

わからない専門用語もたくさん出てきて、頭がパンクしそうになります。

毎日コツコツと仕事をこなしていくうちに、名前を聞くだけで何の薬かわかるようになってきます。

さらに仕事に慣れると、処方箋に書いてある薬を見るだけで患者さんが何の病気か見当がつくようになります。

自分でも気づかないうちに薬の知識がどんどん身についていくので、成長を感じられてやりがいになります。

患者さんの役に立てる

薬の相談は薬剤師でないと乗れません。

しかし、薬以外の相談は調剤事務員でも乗れます。

患者さんと顔見知りになると、プライベートのことや将来の不安、日頃の愚痴などを話してくれるようになります。

患者さんに心を開いてもらえるようになったと嬉しくなります。

また「話を聞いてくれてありがとう」と感謝してもらえることもあります。

自分が誰かの役に立てていると実感できたときにやりがいを感じます。

できる仕事が増えていく

初めの頃は時間をかけて丁寧に処方箋を入力してもミスだらけだったのが、慣れてくると半分の時間でミスなく完璧に入力できるようになってきます。

ミスが減るだけでなく、処方箋の入力をしながら受付をするなど一度にたくさんの仕事をこなせるようになります。

また、初めの頃は患者さんに問診票を書いてもらうのですら緊張していたのが、慣れてくると患者さんと雑談できるようにもなります。

じむ子
顔見知りの患者さんに「その後体調はいかかですか?」と声をかけられるようになりました。

私たちは、自分でも気づかないうちに毎日少しずつ成長しています。

そのときはがむしゃらで気づいていないかもしれませんが、ふと振り返ったときに自分の成長に驚くでしょう。

調剤事務に向いていない人の特徴3つ

そんなやりがいや楽しさがある調剤事務ですが、正直向いてない人もいます。

その特徴について私の経験から3つあげるならばこちら。

パソコンがまったく使えない

今まで一度もパソコンで文字入力をしたことがないと、正直しんどいです。

ローマ字が危うい人も、文字を入力するのに苦労するかもしれません。

ただし調剤事務の仕事に、パソコンの特別なスキルは必要ありません。

キーボードを使った文字入力ができれば充分です。

早く正確に文字を入力できればさらに良いですが、今はタイピングが遅くても仕事をしていくうちにタイピングのスピードは早くなってきます。

文字入力のスピードは、入ってすぐはあまり気にしなくて大丈夫です。

ブラインドタッチができれば仕事のスピードがさらに早くなりますが、ブラインドタッチができなくても仕事に支障はありません。

ただ、ブラインドタッチはできた方が楽だと実感しました。

ブラインドタッチができれば仕事のスピードも、もっと早かっただろうなと感じました。

じむ子
私はブラインドタッチができませんが、問題なく仕事をこなせていました。

人とコミュニケーションが取るのが苦手

患者さんとだけでなく、薬剤師や調剤事務員ともコミュニケーションを取らなければなりません。

明るい性格でなければいけないということはありませんが、相手の立場を考えた丁寧な思いやりのあるコミュニケーションは取れないといけません。

患者さんとの会話は、自分が話すより患者さんの話を聞くことの方が圧倒的に多いです。

そのため「私は今、あなたの話を聞いていますよ」とアピールできるリアクションが取れる必要があります。

職場の薬剤師や他の調剤事務員とは、プライベートの話はしなくても仕事に問題ありません。

しかし、必要最低限、仕事の報告・連絡・相談は欠かせません。

そのため、仕事でわからないことを聞けなかったり、人に相談するのが苦手だったりする人はしんどいでしょう。

なるべく人と話したくない、人とコミュニケーションを取るのが苦手でストレスな人は、正直向いていないでしょう。

自分の好きな格好で仕事をしたい

調剤薬局で働く人は、清潔感が重要視されます。

医薬品を取り扱うため、常に清潔でなければいけないからです。

薬局では、衛生的な理由から身だしなみのルールが厳しい職場が多いです。

特に厳しいのは、香水、爪の長さ、派手なメイク・髪色です。

香水

香水をつけるのは、ほとんどの薬局で禁止です。

体調が悪いときに香水のにおいを嗅ぐことで、患者さんがさらに具合が悪くなる可能性があるからです。

薬局に来る患者さんは、そもそも体調が悪いことが多いです。

さらに体調が悪くなる原因をなくそうという患者さんへの気配りをするために、香水はつけないようにしましょう。

香水だけでなく、柔軟剤やハンドクリームの香りにも気をつけましょう。

じむ子
強すぎる香りは、仕事中は身にまとわないようにしましょう。

爪やネイル

爪の長さも厳しい職場が多いです。

爪が長いと薬の包装を破いてしまう可能性があります。

また、患者さんに薬をわたすときや、処方箋や保険証などを受け取るときに患者さんのことを爪でひっかいてケガをさせてしまう可能性もあります。

医療事故や患者さんをケガさせてしまうリスクをなくすために、爪は短くしましょう。

ネイルは、マニキュアを塗るだけのシンプルなデザインで、ラメやデコレーションがなければしても良い職場もあります。

派手な髪色やメイク

派手な髪色やメイクも禁止なことがあります。

調剤事務は清潔感と信頼感が大事です。

見た目が派手すぎると「この調剤事務に任せて大丈夫か?」と患者さんを不安にさせてしまう可能性があります。

仕事はできるのに、見た目が派手なだけで信頼されなくなるのはもったいないですよね。

清潔感重視のナチュラルメイクで、明るすぎない髪色にしましょう。

しかし、薬局によってルールが異なります。

必ず職場に確認を取りましょう。

調剤事務に向いている人の特徴3つ

逆に調剤事務に向いてるなと感じる人の特徴がこちら。

周りを見て仕事ができる

薬剤師や他の調剤事務員と連携を取りながら仕事しなければいけません。

マイペースで仕事していると他の作業に支障が出ます。

慣れるまでは自分の仕事だけで手一杯でも仕方ありませんが、仕事に慣れてきたら周りを見て行動できるようにならないといけません。

例えば、自分が処方箋を入力しているときに別の患者さんが受付に来たら「他の人に任せればいいや」と放置するのではなく、周りを見て誰か代わりに受付してくれそうかを確認します。誰もいなければ自分が作業を中断して受付をします。薬の準備にどのくらい時間がかかるか薬剤師に確認して、患者さんにお伝えする。

この一連の流れを、周りの状況を見ながらこなさなければいけません。

手が空いたらのんびりするのではなく、他に手が回っていない人のサポートに入れるくらい周りが見えるようになるといいですね。

人と接するのが好き

調剤事務は、一般的な事務員より人と接する機会が多いです。

老若男女すべての年代の人と接しなければいけません。

そのため、思いやりをもって人に接することができる人が向いています。

患者さんだけでなく、一緒に働く薬剤師や調剤事務員ともかかわらなければいけません。

人と接するのが苦手だと仕事がだんだんしんどくなるでしょう。

丁寧かつスピーディな仕事ができる

薬局では、1つのミスが重大な事故につながることがあります。

薬の種類や量、患者さんの名前を間違えたら大問題です。

これらは人の命に直接かかわる医療事故です。

他にもレセプト作成や、会計など常にミスが許されない環境です。

ミスができない環境で、さらに常に時間に追われているのでスピーディに仕事をこなさなければいけません。

丁寧でミスすることなく、迅速に仕事をできるテキパキした人に向いています。

まとめ

調剤事務は向いてない人もいますが、やりがいや楽しさを感じることのできる仕事です。

資格や経験がなかったとしても、未経験でもチャレンジできます。

ぜひ今回の向いてる特徴に当てはまらなかったとしても、これからスキルや知識を身に着けて、調剤事務として働いてみてほしいです。

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