セミリタイアは持ち家と賃貸どっちがおすすめ?お得な住居の選び方とは

・セミリタイアするなら持ち家は買わないほうがいい?
・賃貸と持ち家でお得なのはどっち?

セミリタイアを考えている人にとって、住居を持ち家にするか賃貸にするかは大きな分かれ目ですよね。

資産になる持ち家がいいのか、賃貸にしておいたほうが経済的に負担が楽なのか・・

そこで!こちらではセミリタイアする際に持ち家と賃貸はどちらがおすすめなのか、メリットとデメリットについてまとめています。

持ち家と賃貸、どちらが自分や家族にとって最適なのかがわかります。

とにかく早くセミリタイアしたいなら賃貸、セミリタイア後の心配をなくしたいなら持ち家がおすすめ。持ち家の場合は中古住宅。

住まいに関する悩みを解決して、セミリタイアに向けてさらに近づいていきましょう!

目次

持ち家と賃貸はどっちがお得?長年議論されている話題

持ち家と賃貸はどっちがお得なのかというと、状況によるため比較できないというのが結論です。

賃貸で住む家のグレード、購入する住宅の価格や住宅ローンの組み方によってかかる費用が変わってくるからですね。。

例えば持ち家だと住宅ローンの期間・金利・返済額・メンテナンス費用・固定資産税がかかるのですが「状況による」ため単純に賃貸の場合の家賃や更新料と比較できないんですよね・・

セミ男は不動産業界にいましたが、主に売買を担当していました。

新築なのか中古なのか、住宅ローン金利は変動か固定か、期間やキャッシュはどのくらいかによってそれぞれ月々の返済額や今後のプランが大きく変わるんですよね・・!

当時の同僚も賃貸に住んでいる人や、独身だけど先に持ち家を買う人など、業界内でもそれぞれ価値観が割れる結果に・・

[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]じゃあ持ち家と賃貸どっちにすればいいかわからないじゃないか・・ [/chat]

[chat face=”ossan002.png” name=”セミおじさん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]ただし、それぞれメリットとデメリットがあるから、自分の価値観にあったほうを選ぶことはできるよ! [/chat]

持ち家と賃貸ではそれぞれメリットとデメリットがあるので、まずはそちらをみていきましょう。

セミリタイアで賃貸を選ぶメリット3つ!

セミリタイアで賃貸を選ぶメリットは以下の通りです。

・支出が管理しやすい
・セミリタイア後に移住が楽にできる
・初期の支出が少ない

支出が管理しやすい

賃貸の場合、将来的にかかる住居費が家賃と更新料メインとなるので支出が管理しやすいです。

持ち家だとメンテナンス費用や修繕費、突発的な修理費用などが発生する可能性が高くなるからです。

一方の賃貸は設備の修理や交換といったメンテナンス費用が基本的にかからないため、セミリタイア後の支出が安定します。

50代で早期リタイアした【だいち】さんは、セミリタイア後も賃貸マンションで暮らしています。

一番のメリットは突発的な出費がなく、金銭面での計画を崩さない部分だそうです。

自然災害での修繕費などで大きな支出がでないことが、心の安心につながっています。

特にセミリタイア後は収支の安定が精神的にも大事になってきます。そのため支出が管理しやすい賃貸はメリットがあります。

セミリタイア後に移住が楽にできる

セミリタイア後に楽に移住できるというのも、賃貸のメリットです。

セミリタイア後に田舎暮らしや海外生活、郊外へ引っ越してのんびりしたいという人が多いからです。

セミリタイアしたアキラさんはその後フィリピンに移住して、家族4人で生活を送っています。

生活費が安く、日本よりもはるかに安い支出で暮らせることがポイントだったそうです。

ちなみにセミ男のいる国でも家賃5万円だせばタワマン30階でプールジム家具付きの部屋で暮らせます・・

また、近所トラブルなどがあった際でも簡単に引っ越せるため、賃貸を選ぶという人もいます。

[chat face=”ossan002.png” name=”セミおじさん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]セミリタイア後に移住を考えているなら、賃貸は大きなメリットになるね。 [/chat]

初期の支出が少ない

持ち家と違って、初期の支出が少ないのも賃貸のメリットです。

持ち家を購入する際には手数料や住宅ローン費用、登記費用など様々な諸費用がかかります。

購入した物件の5%~8%ほどは諸費用でかかるため、3000万円の家を買うときは200万円前後の費用がかかります。

一方の賃貸は敷金礼金などはかかるものの、持ち家ほどではなく、費用を抑えることができます。

セミリタイアで賃貸を選ぶデメリット2つ!

セミリタイアで賃貸を選ぶデメリットはこちらです。

・高齢になったときの不安
・家賃をずっと払い続ける

高齢になったときの不安

賃貸物件は高齢だとなかなか入居物件が見つからないケースが多いため、将来的な住居の不安があります。

「孤独死や事故死の可能性」「金銭面での不安」などがあるため、オーナーが高齢者の入居を敬遠する場合が多いんですよね・・

60代になると賃貸で借りれず、審査落ちするケースが増えてきます。

セミリタイアして自由になったのに、住むところがなかなか見つからないというのは悲しいですよね・・

家賃をずっと払い続ける

セミリタイアした後も家賃をずっと支払い続ける必要があります。

持ち家であれば住宅ローンの支払いが終われば、毎月の固定費はかなり削減できるのですが、賃貸は永久に固定費を削減することができません。

※価格の安い物件に引っ越したり、値下げ交渉は可能

セミリタイア資産を十分に確保していない場合、資産が目減りしていき生活が苦しくなるケースも。
セミリタイアで失敗した事例5つ!原因や理由からみる準備の大切さとは?

賃貸の場合は十分な資産の準備と、セミリタイア後の収入の確保がより大事になってきますね。

セミリタイアで持ち家を選ぶメリット3つ!

セミリタイアで持ち家を選ぶメリットはこちらです。

・住居がなくならない
・ローン完済後に固定費を減らせる
・売却や賃貸で収益を得られる

住居がなくならない

セミリタイア後で高齢になったとしても、賃貸で物件が見つからないなどの住居がなくなるリスクがありません。

セミリタイア後に運用益が下がることや、急な出費、病気や怪我などで生活が不安になっても家がなくならないのはとても大きいです。

[chat face=”ossan002.png” name=”セミおじさん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]セミリタイア後は会社に所属しない人が多いから、賃貸の審査で落とされることもあるんだよね・・ [/chat]

[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]物件に住めるかどうかの審査なんて気にしたこともなかった・・ [/chat]

セミリタイア後の生活を脅かす不安要素はできるだけ削っておきたいですよね!

ローン完済後に固定費を減らせる

持ち家であればセミリタイア後の固定費を減らすことができます。

住宅ローンさえ返済してしまえば、賃貸のように毎月家賃を永久に支払うという支出がなくなるのが大きいですね。

賃貸の場合は死ぬまで家賃を支払い続けるので、消せない固定費として残ってしまいます・・

一方の持ち家であればローン支払い時は支出が多いものの、完済した後では固定費が大きく変わります。

売却や賃貸で収益を得られる

持ち家は将来的に売却して利益を得たり、賃貸にして収入を得られる可能性があります。

セミリタイア後にまとまった資金が手に入る、もしくは賃貸に出して収入の柱が増えるのはとても大きいですね!

ただし、資産価値の低い物件や新築物件を購入すると、結果的に高く売れず損してしまう可能性もあります。

特に新築物件は購入したとたんから中古扱いとなり、一気に市場価格が下がることが有名ですからね・・

セミ男が担当した物件でも、わずか1年で価格が数百万円下がったマンションがあり、売主さんが呆然としていた経験があります・・

新築物件は価格に不動産会社の利益や広告費など様々な費用が上乗せされているので、実際の価値よりかなり高く設定されているんですよね。。

一方で中古物件は実際の価値に近い価格で取引されているので、新築より値下がりが少ないのがいいところです!

セミリタイアで持ち家を選ぶデメリット2つ!

セミリタイアで持ち家を選ぶデメリットはこちらです。

・移住しにくい
・住宅ローンによる負担増

移住しにくい

セミリタイアの魅力として、会社に縛られず自由な暮らしができるのが特徴ですが、持ち家だと移住がしにくくなります。

家の売却は一般的には3か月~6か月以上かかるといわれており、中には数年かかっても売れない場合もあるからです。

また、売れずに値下げした結果、思っていたより低い価格で売るしかないケースも・・

[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”] セミリタイア後は田舎暮らしや海外移住なんかも考えていたんだけどな~持ち家だとそれは難しいのかも。[/chat]

セミリタイア後に田舎暮らしは向いてる?実際に住んだ人の注意点やメリット・デメリット

住宅ローンによる負担増

住宅ローンの負担は、セミリタイア達成を遅くします。

・セミリタイア後の支出が増える
・セミリタイアに向けた貯蓄が減る

住宅ローン支払い分をすべて貯蓄や投資に回すことができれば、それだけセミリタイアに必要な資産を早く貯めることができます。

セミリタイアで持ち家を買うなら中古住宅一択?

セミリタイアで持ち家を選択するなら、中古住宅がおすすめです。

[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”] 新築がいいけどな~・・中古って古くてちょっと不安だし・・[/chat]

[chat face=”ossan002.png” name=”セミおじさん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]たしかに誰かが1度住んだ家だけど、中古は安くて質のいいものも多く、掘り出し物が見つかることもあるんだよ! [/chat]

・価格が安い
・資産価値がある

一番のポイントは新築に比べて価格が安いというところです!

どのくらい安いのかというと・・

首都圏のマンションの平均価格は新築で6055万円、中古は3487万円となっている。※東京カンテイ2020年を参考

ちなみに6000万円を30年・変動金利0.65%で組んだ場合、月々の返済額は18万円以上。

3500万円なら月々10万円前後でおさまります。

新築に比べると中古のほうがかなり経済的な負担が軽くなりますね。

[chat face=”ossan002.png” name=”セミおじさん” align=”right” border=”gray” bg=”gray”]しかも中古なら新築と違って価格に利益などが上乗せされていないから、マーケットと同じ価格で購入できるのも魅力だね。 [/chat]

30歳1000万円でセミリタイアしたミクさんは、中古住宅を150万円で購入して住んでいます。
自分で修繕したりリフォームすることで費用を安くしながら、素敵な家をつくりあげたようです。

・固定費がかからない
・自分の好きなようにリフォームできる
・愛着がわき、家があるという安心感がある

こんなメリットがあるそうですから、中古住宅を買って自分でリノベーションするのも経済的にはかなりお得になりますね。

セミリタイア後に持ち家がおすすめな人・賃貸がおすすめな人

セミリタイアで持ち家がおすすめなのはこんな人。

・将来的に家の心配をしたくない
・セミリタイア後に支出を減らしたい

一方でセミリタイアで賃貸がおすすめな人はこちら。

・セミリタイア後に田舎や郊外に移住したい
・とにかく早くセミリタイアしたい

賃貸のほうが初期の負担が少ないため、早くセミリタイアを達成できます。

しかし、セミリタイア後の不安などを考えると持ち家のほうが選択肢の幅が広がりますね。

[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”] どっちもメリットデメリットがあるけど、、中古で安い持ち家を買うのがいいかな~。[/chat]

セミリタイア後の住居については、今後の人生プランや価値観にあわせた住居選びが大事ですね!

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