仕事はするけれど、自分のペースで無理なく続けるセミリタイア。
理想的な暮らしができるセミリタイア後に「失敗した」と感じている人も一定数いるようです。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”] 資産も十分にあって、時間を自由に使えるセミリタイアでなんで失敗?[/chat]
成功者のはずなのになぜ後悔する人がいるのか。
こちらではセミリタイアで失敗した実際の事例について、後悔した理由や対策についてまとめています。
原因を理解することで対策や準備ができるため、セミリタイアでより着実に成功することができます。
セミリタイアで失敗する事例5つがこちら。
・孤独を感じる
・やりがいや目的を失う
・運用益が減り収支が厳しくなる
・夫婦関係の悪化
・ライフスタイルの変化で減収
セミリタイアでの失敗を避けるための準備はこちらです。
・運用面での減収を予測しておく
・コミュニティなどに自ら参加する
・セミリタイア後の暮らしを計画しておく
あらかじめ準備しておくことで、セミリタイアライフを快適な暮らしにしましょう!
セミリタイアして失敗?その後の暮らしとは

セミリタイア達成後の暮らし方によって、失敗したと感じる人が一定数います。

しかしその理由はバラバラであり、セミリタイア後の生活によって変わります。
例えばセミリタイア後の暮らしといっても人それぞれあります。
・好きな仕事をする
・家族との時間を増やす
・海外移住や世界を旅行する
・趣味に没頭する
暮らし方、セミリタイア時の資産状況などによって【失敗】の理由や原因が異なります。
一般的には成功者といわれるセミリタイアですが、実際どんな失敗があるのでしょうか。
セミリタイアで失敗して後悔した事例5つ!原因や理由とは?

こちらでは実際にセミリタイアした人達の失敗例について、具体的な理由や状況をまとめてみました。
セミリタイアでの失敗【生活・メンタル】
セミリタイアでの失敗事例のなかで、人生における生き方やメンタル的な部分での失敗事例があります。
①孤独がつらすぎて失敗
セミリタイア後に他人との交流がなくなり、精神的に孤独を感じてしまったというケースです。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]時間もあるんだし、友達や家族と過ごす時間が増えるんじゃ? [/chat]
セミリタイアするときの状況によって、その後に人との関わりがなくなる場合があります。
例えば、「セミリタイア生活失敗・・・だがもう元には戻れない」というブログでセミリタイア後の失敗談について語っている管理人さん。
・家族や兄弟はおらず天涯孤独
・友人もいない
こういった状況でセミリタイアをしたことにより、強い孤独を感じるようになったそうです。
アルバイトで週二日働くため、その時に人と話すようですが、それ以外は基本独りで過ごしているそうです。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]会社での嫌な人間関係とかなくて、自由で気楽だと思ってたけど、いざ何もなくなると孤独を感じるのかも。 [/chat]
会社勤めや何かに属しているうちは気が付けないものなんですよね。
いざリタイアすると自分から動かないと人との関わりが急激に減ります。
これは会社員を辞めた僕も非常に強く感じてます。
会社を辞めたとたんに誰ともしゃべらない日が増えてくるんですよね。
②やりがいや目的がなくなる
セミリタイア後に目的や人生のやりがいを見失ってしまうケースです。
セミリタイアすることが目的になってしまうと、達成した後に何をすればいいのかわからなくなってしまうのです。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]今までやりたかったことをすればいいんじゃないの? [/chat]
セミリタイア生活が1か月や短期間であれば、趣味の旅行やゲームなどに没頭することもできます。
しかし、これから先何十年も同じことをし続けられるかというと、難しいですよね。
時間がたつにつれて退屈だと感じてしまうようです。
③夫婦関係が悪化して失敗
セミリタイア後にずっと自宅にいることで、夫婦関係が悪化してしまったケースがありました。
家事や育児などの分担割合を会社員時代と同じにしていると、お互いにとってストレスが溜まってしまうようです。
・自宅にいる夫が全く家事をしない
・今まで許されていたのに、急に妻がうるさくなった
特に会社を辞めた夫が育児に参加しないなどで、トラブルとなることが多いようです。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]家庭円満になるのかと思いきや。老後の夫婦がもめるのと一緒なのかな。 [/chat]
セミリタイア後は夫婦の暮らし方も話し合って、育児や子供の学校、家事の配分などを変える必要があります。
セミリタイアでの失敗【収支・資産】
セミリタイアする前に十分準備したと思われても、予想外のことは起きます。
こちらは収支や資産に関する失敗事例です。
④運用収益が減り失敗
運用益が大きく減ってしまい、苦しい生活になったケースもあります。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”] でもセミリタイアって十分な貯蓄があるから大丈夫でしょ?[/chat]
セミリタイアは今後も働き続けるということが前提のため、貯蓄額はそこまで多くなくても達成することができます。
例えば、30代でセミリタイアした男性Tさんは3000万円の貯蓄がありました。
しかし、株式投資の運用益が著しく低下したことで生活水準を下げる必要性がでてきてしまったのです。
結果として貯蓄を切り崩しながらの生活で、不安を抱える暮らしとなってしまいました。
今の運用益や収支でセミリタイアしてしまうと、その後の変動により計画が崩れてしまうことがあります。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”]資産が減っていくのはかなり恐怖かも。 [/chat]
⑤ライフスタイルの変化により失敗
いままでは規則正しい生活をしていたのに、セミリタイア後に堕落してしまい収入や運用益が落ちたケースがあります。
例えば会社員のQさんは、早朝や深夜に集中して副業や運用を行っていました。
しかしセミリタイア後は生活リズムが崩れて副業に力が入らず。
収入が大きく減ってしまいました。
新たに始めた趣味にお金を散財しすぎて、収支が苦しくなったというケースも。
自由な時間で新しい趣味などを見つけるのはいいですが、お金がかかりすぎるものだと収支を見直す必要があります。
セミリタイアで失敗しないための準備とは?
セミリタイアで失敗しないための準備はこちらです。
・運用面での減収を予測しておく
・コミュニティなどに自ら参加する
・セミリタイア後の暮らしを計画しておく
運用面での減収を予測しておく
セミリタイア後の運用がうまくいかないことも想定して、十分な資金を用意しておくことが重要です。
相場の乱高下により運用益が大きく下がると、セミリタイア後に大きな不安を抱えながら生活することになってしまいます。
運用についても株式投資だけじゃなく、国債や不動産、仮想通貨などリスクを分散させるのがいいですね。
ぎりぎりの金額で早くセミリタイアするのではなく、十分な資産を蓄えてからにしましょう。
セミリタイアは独身なら2000万で達成可能?30代や40代で必要な生活費や貯蓄額
コミュニティなどに自ら参加する
孤独感を感じないためにも、コミュニティなどに自ら参加しておくことが大事です。
セミリタイアすると自らが人とコミュニケーションを取りにいかないと、独りになってしまいます。
趣味のサークルや、SNS上でのグループ、オンラインサロン、ブログなどでの交流など、人とのつながりを確保しておくのがおすすめです。
セミリタイア後の暮らしを計画しておく
セミリタイア後に何をするのか、そしてどんな暮らし方をするのか計画しておきましょう。
セミリタイア自体が目標になってしまうと、その後に人生のいきがいを見失ってしまう人が多いからです。
・世界中を旅行しよう
・家族と過ごす時間を増やそう
・自分で情報を発信してみよう
あらかじめ自由に使える時間をどう使うのか、計画しておきましょう。
素敵な未来を計画しておけば、セミリタイアを目指す上でのモチベーションにもつながります。
早くセミリタイアしなかったことを後悔

セミリタイアしたことで後悔が全くないという人も多くいました。
しかし、そんななかで多かったのが【早くセミリタイアしなかったことが後悔】と答える人。
・私はセミリタイヤを後悔した事は一度もありません。(40代Nさん)
・今のところ「会社を辞めるんじゃなかった」と思ったことはほとんどありません。(40代Tさん)
実際に40代でセミリタイアしたNさんのケースでは、会社を辞めて後悔したことはほとんどないそうです。
一点だけ気になっているのは、会社に残してきた後輩たちの今後の成長を見守れないことと話していました。
また、40代でセミリタイアしたTさんのケースでは、セミリタイアを後悔したことは一切ないようです。
家族との時間が増えたことで、とても幸せを感じているようでした。
ただし多くのセミリタイア者が口をそろえていうのが。
もっと早くセミリタイアしなかったことが、後悔。
セミリタイアする前はお金のことを一番重要視していたようですが、セミリタイア後に感じるのは【時間】や【体力】などの大切さのようです。
[chat face=”bowl_20211129_221151-1-e1638201019864.png” name=”セミ男” align=”left” border=”gray” bg=”gray”] これはセミリタイアした人じゃないと実感できないのかも。若いうちの時間が大切なんだね![/chat]
50代でセミリタイアするのに比べて、20代や30代なら低い金額でもセミリタイアできます。
さらに、体力や脳の回転もいいので新しいことにチャレンジしたり、学びの習得度合いが違います。
セミリタイアを目指すなら、なるべく早い段階で達成するのが一番のようですね。
セミリタイアで失敗しないために今一度よく考えよう
セミリタイアで失敗したという事例は多々あります。
・孤独を感じる
・やりがいや目的を失う
・運用益が減り収支が厳しくなる
・夫婦関係の悪化
・ライフスタイルの変化で減収
しかしそんな後悔をしないためにも、準備しておくべきことは3つ。
・運用面での減収を予測しておく
・コミュニティなどに自ら参加する
・セミリタイア後の暮らしを計画しておく
セミリタイアすることでほとんどの人は【楽しい】暮らしを手にしていますが、より確実なものにするためできる準備はすべてやっておきましょう!
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