セミリタイアに必要な資産

セミリタイア【夫婦】で必要な資産はいくら?注意点やメリット・デメリット

・セミリタイアは独身じゃないと厳しいのかな?
・夫婦で達成する場合はいくらぐらい必要?
・自分たちでもできるかな?

通常の退職よりも早くリタイアし、時間を有意義に使うことができるセミリタイア。

独身の人が目指すイメージがありますが、実は夫婦でも達成している人はたくさんいます。

こちらではセミリタイアを夫婦で達成する場合にはどのくらいの資産が必要なのか、年齢や子供の有無別にまとめています。

目指すべき金額がわかれば、あと何年後に達成可能かイメージすることができ、より目標が具体的になります。

【子供がいない夫婦の場合】

20代:7500万円
30代:6400万円
40代:5300万円
50代:4200万円

【子供が二人いる夫婦の場合】

20代:1億2700万円
30代:1億500万円
40代:7600万円
50代:4200万円

上記がセミリタイアに必要な資産ですが、本記事で計算方法などを学び、自分のケースに当てはめて【自分たち夫婦に必要な資産】を計算してみましょう。

セミリタイアは夫婦と独身どっちがおすすめ?

セミリタイアは夫婦か独身かどちらで目指したほうがいいのかというと、一概にいえません。

セミリタイア後の目的や、メリットやデメリットが異なるからです。

例えばセミリタイアを独身で達成する場合には、その後孤独を感じてしまうケースがあります。一方で夫婦だとかかる生活費が増えるため、達成に必要な資産が多くなります。

セミ男
セミ男
セミリタイアと聞くと、独身の人が多いイメージがあるけどな~

セミおじさん
セミおじさん
いや、実はそんなこともないんだよ。

実際には夫婦でセミリタイアを達成している人も多くいますし、リタイア後に家族との時間を多くとり楽しく暮らしている人も多いです。

セミリタイアは家族持ちでも達成可能?独身との違いや必要な資産はいくらか ・セミリタイアは子供がいると厳しい?・どのくらいの資産があれば、子供2人養っていける?・独身じゃないと無理? セミリタイアと聞くと、...

では、夫婦でセミリタイアを目指す場合に必要となる資産はいくらなのでしょうか。

セミリタイア夫婦に必要な資産はいくら?年代別まとめ

こちらでは夫婦でセミリタイアに必要な資産を年代別にわけて計算してみました。

その際の前提となる条件がこちらです。

【子供がいない夫婦の場合】

・夫婦二人暮らし
・共働き
・夫婦二人の生活費は25万円
・二人とも年金を満額受給
・セミリタイア後はお互い月収10万円ほどの仕事を65歳までする
・男性の平均寿命81歳まで生きた場合
・20代は25歳、30代は35歳というように世代の真ん中で計算
・特別支出(冠婚葬祭や支払う年金額、レジャー費など)は年間50万円

【子供が二人いる夫婦の場合】

・共働き
・27歳で1人目、30歳で2人目誕生
・家族4人の生活費は30万円(子供が独立後は25万円)※55歳時点で子供2人が独立
・二人とも年金を満額受給
・セミリタイア後はお互い月収10万円ほどの仕事を65歳までする
・男性の平均寿命81歳まで生きた場合
・20代は25歳、30代は35歳というように世代の真ん中で計算
・特別支出は年間70万円、そして二人の子供の教育費用2800万円と仮定

※特別支出について

子供がいるとイベントやレジャーなども多くなるため、子供が独立するまでは年間70万円と仮定。その後は年間50万円で計算。

子供の教育費用については以下の通りで仮定しています。

・上の子供は中学まで公立、高校は私立、大学は私立文系に通うと平均で1300万円
・下の子供は中学と高校は私立、大学は私立理系に通うと平均で1500万円

【20代夫婦】セミリタイアに必要な資産

20代で子供がいない夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は7500万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×40年=9600万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費月25万円×12か月×56年(81歳-25歳)=1億6800万円
特別支出毎年50万円×56年(81歳-25歳)=2800万円

上記から25歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(9600万円+2496万円)-(1億6800万円+2800万円)

-7504万円

つまり20代夫婦がセミリタイアする際には少なくても7500万円近くの資産が必要となることがわかります。

【20代夫婦で子供二人】セミリタイアに必要な資産

20代で子供が二人いる夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は1億2700万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×40年=9600万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費(子供が独立するまで)月30万円×12か月×30年(55歳-25歳)=1億800万円
生活費(子供が独立した後)月25万円×12か月×26年(81歳-55歳)=7800万円
特別支出毎年70万円×30年+毎年50万円×26年+2800万円=6200万円

上記から25歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(9600万円+2496万円)-(1億800万円+7800万円+6200万円)

-1億2704万円

つまり20代夫婦で子供が二人いる場合には、少なくても1億2700万円近くの資産が必要となることがわかります。

【30代夫婦】セミリタイアに必要な資産

30代で子供がいない夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は6400万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×30年=7200万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費月25万円×12か月×46年(81歳-35歳)=1億3800万円
特別支出毎年50万円×46年(81歳-35歳)=2300万円

上記から35歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(7200万円+2496万円)-(1億3800万円+2300万円)

-6404万円

つまり30代夫婦がセミリタイアする際には少なくても6400万円近くの資産が必要となることがわかります。

【30代夫婦で子供二人】セミリタイアに必要な資産

30代で子供が二人いる夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は1億500万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×30年=7200万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費(子供が独立するまで)月30万円×12か月×20年(55歳-35歳)=7200万円
生活費(子供が独立した後)月25万円×12か月×26年(81歳-55歳)=7800万円
特別支出毎年70万円×20年+毎年50万円×26年+2500万円=5200万円

上記から35歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(7200万円+2496万円)-(7200万円+7800万円+5200万円)

-1億504万円

つまり30代夫婦で子供が二人いる場合には、少なくても1億500万円近くの資産が必要となることがわかります。

※下の子が5歳、上の子が8歳なので特別支出の学費部分を少し減らしています。

【40代夫婦】セミリタイアに必要な資産

40代で子供がいない夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は5300万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×20年=4800万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費月25万円×12か月×36年(81歳-45歳)=1億800万円
特別支出毎年50万円×36年(81歳-45歳)=1800万円

上記から45歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(4800万円+2496万円)-(1億800万円+1800万円)

-5304万円

つまり40代夫婦がセミリタイアする際には少なくても5300万円近くの資産が必要となることがわかります。

【40代夫婦で子供二人】セミリタイアに必要な資産

40代で子供が二人いる夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は7600万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×20年=4800万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費(子供が独立するまで)月30万円×12か月×10年(55歳-45歳)=3600万円
生活費(子供が独立した後)月25万円×12か月×26年(81歳-55歳)=7800万円
特別支出毎年70万円×10年+毎年50万円×26年+1500万円=3500万円

上記から45歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(4800万円+2496万円)-(3600万円+7800万円+3500万円)

-7604万円

つまり40代夫婦で子供が二人いる場合には、少なくても7600万円近くの資産が必要となることがわかります。

※下の子が15歳、上の子が18歳なので特別支出の学費部分を少し減らしています。

【50代夫婦】セミリタイアに必要な資産

50代で子供がいない夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は4200万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×10年=2400万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費月25万円×12か月×26年(81歳-55歳)=7800万円
特別支出毎年50万円×26年(81歳-55歳)=1300万円

上記から55歳でセミリタイアする場合の必要な資産を計算してみると。

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(2400万円+2496万円)-(7800万円+1300万円)

-4204万円

つまり50代夫婦がセミリタイアする際には少なくても4200万円近くの資産が必要となることがわかります。

【50代夫婦で子供二人】セミリタイアに必要な資産

50代で子供が二人いる夫婦がセミリタイアするのに必要な資産は4200万円以上です。

セミリタイア後の収入月収10万円×2人×12か月×10年=2400万円
年金収入年額78万円×2人×16年(81歳-65歳)=2496万円
生活費(子供が独立するまで)月30万円×12か月×0年=0円
生活費(子供が独立した後)月25万円×12か月×26年(81歳-55歳)=7800万円
特別支出年50万円×26年=1300万円

(セミリタイア後の収入+年金)-(生活費+特別支出)

=(2400万円+2496万円)-(7800万円+1300万円)

-4204万円

子供が二人とも25歳で独立しているため、子供がいない夫婦と同額の資産となります。

夫婦でセミリタイアする際のメリット3つ

夫婦でセミリタイアというと、独身よりも大変なイメージがあるかもしれません。

しかし、夫婦だからこそのメリットもあります。

・共働きで収入をあげる
・支出を協力して減らせる
・セミリタイア後の目的が明確

共働きで収入をあげる

夫婦で共働きの場合、お互いが転職するなどして収入を上げることができます。

独身の場合は1人の給与ですが、夫婦は2倍の収入となるので、お互いの収入が上がる効果はかなり大きくなります。

セミ男
セミ男
でもその分生活費もかかるから、一緒じゃないの?

セミおじさん
セミおじさん
いやいや、夫婦で支出を管理することで、より効果的に節約できることが多いんだよ。

支出を協力して減らせる

独身だとついつい使ってしまう費用も、夫婦二人で家計を管理することで節約することができます。

お互いが監視役となることで、無駄な出費を減らし続けることが可能です。

セミおじさん
セミおじさん
ただし、夫婦のどちらかが一方的に管理するんじゃなく、二人で家計を管理するのが大事だね。

1人が家計を管理していると、片方はどのくらい出費があるのか、どのくらい貯金できているのかわからなくなってしまいます。

そうするとセミリタイアに必要な資産があとどのくらいなのかわからず、ずるずると達成が先延ばしになってしまうことも。

セミ男
セミ男
家計はすべて妻が・・なんていう家庭は難しいってことか。。

二人でお互いの貯金額、そして支出をすべて把握することで、セミリタイアまでの明確な道のりがわかります。

セミリタイア後の目的が明確

セミリタイアを夫婦で目指すことで、その後の暮らしが明確になります。

セミ男
セミ男
独身でも『楽しい生活がしたい』とか目的は色々あるんじゃないの?

セミおじさん
セミおじさん
独身だと、セミリタイア後に後悔や失敗したと感じる人が多々いるんだよ。

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独身でセミリタイアをする人の中には、セミリタイア後に目的を失ってしまう人や、孤独を感じてしまう人がいるからです。

しかし、夫婦であればセミリタイア後の生活を二人で共有して、はっきりとした目的があります。

セミリタイア後に理想の暮らしを実現できる可能性がより高くなりますね。

夫婦でセミリタイアを目指す場合の注意点やデメリット

夫婦でセミリタイアをする時の注意点がこちらです。

・夫婦の貯金額や現状の支出を確認する
・二人で家計を管理する
・セミリタイア後の分担を考えておく

夫婦の貯金額や現状の支出を確認する

結婚しても夫婦でバラバラにお金を管理しているケースは多くあります。

セミ男
セミ男
特に話し合ったことはないけど、なんとなく口座は別々でそれぞれが管理してるな~

例えば、生活費は共通の口座から差し引かれるけれど、その他については個々の口座で管理しているケースですね。

しかし、夫婦バラバラにお金を管理していると、ある日蓋をあけたら片方だけ貯金をちゃんとしており、片方はほとんど貯金がなかったなんて事にもなります。

現状の貯蓄をまずは二人ともオープンにして把握しましょう。

二人で家計を管理する

家計についてはどちらか一方に任せきりという家庭も多くあります。旦那さんや奥さんがお小遣い制になっているパターンなどですね。

セミ男
セミ男
家計を考えるのは苦手・・なるべくなら任せたい・・

しかし片方しか家計を理解していないと、お互いにお金のことでもめるケースが多くなります。

支出を少しでも減らしてほしい奥さん側と、奥さんにまかせっきりの旦那さんでもめてしまうこともあるようです。

お互いが収入と支出について知っておけば、協力しながら夫婦の支出を減らすことができます。

セミリタイア後の分担を考えておく

セミリタイア後の家事や育児の分担を考えておくことも大事です。

セミリタイアすることで夫婦のライフスタイルが変わるため、家事や育児でもめるケースがあるからです。

例えば、セミリタイア前は育児を全部妻が行っていたのに、セミリタイア後もそのまま変わらないケース。

仕事の負担が軽くなるなら育児を手伝ってほしいという妻側の気持ちと、今まで通りすごしている旦那さん側でのすれ違いが起きるパターンです。

セミ男
セミ男
セミリタイア後は今までとライフスタイルを変える必要があるんだね

また、ゴミ捨てや料理、洗濯、掃除などの家事も同じです。

セミリタイア後はライフスタイルが変わりますので、家事や育児の分担や割合についても見直すようにしましょう。

夫婦でセミリタイアを達成するコツとは?資産を増やす方法

夫婦でセミリタイアするのに必要な資産をまとめると。

【子供がいない夫婦の場合】

20代:7500万円
30代:6400万円
40代:5300万円
50代:4200万円

【子供が二人いる夫婦の場合】

20代:1億2700万円
30代:1億500万円
40代:7600万円
50代:4200万円

実際に夫婦でセミリタイアを達成した人たちの事例をみると、30代~40代の場合は1億円を目安にしているようです。

夫婦でセミリタイアを達成するためには、お互いがお金についてよく勉強し、知識を深めて協力していくことが大事です。

片方だけが勉強するのではなく、二人で収入アップ、支出の削減、運用方法などの知識を得ていくことが重要となります。

子供がいる場合は育児に仕事に、家事に、勉強にと多忙になりますが、その分セミリタイア後には余裕のある生活ができますので、目指す価値はあります。

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